ボストン介護日記

要介護5の父(50代後半)を娘(20代後半)が介護するブログ

うちの褥瘡(じょくそう)対策

こんばんは。

ボストン娘です。

 

3日くらい前から、ボストンの尾骨部分に褥瘡(じょくそう)の初期症状が出てしまいました。

 

ボストンは左半身麻痺なので、自分で寝返りを打ったり座っている時に体制を変えるという事が出来ません。最近は車いすに座っている時に腰やお尻が痛いと言っていたので、たぶん背もたれの体を支える硬めのクッションが原因じゃないかと思ってます。

 

とりあえずこのクッションをやめて、家にある普通のやわらかいクッションを背もたれに入れて様子を見ています。

 

褥瘡(じょくそう)が出来てしまったらうちではこんな感じで対応してます。

 

  • ベッドマットの種類(硬さ)
  • 薬(アズノール)
  • クッションを使って患部を浮かせる

 

まずベッドマットですが、私たちボストン家では何度も試行錯誤を重ねて今のものに落ち着きました。使っているのは、株式会社タイカの「アルファプラF」で、トゥルースリーパーのような体圧分散されるマットです。合っていないマットを使っている時と比べると治りも早いように思います。

 

介護生活を送るようになって初めて使うことになった硬いマットは、すぐに腰が痛くなって褥瘡(じょくそう)ができやすかったです。エアマットだと褥瘡(じょくそう)にはいいのですが、おむつ交換をするときなど横を向かせて介護していたら、本人が肩を痛めて肩関節周囲炎(いわゆる四十肩・五十肩)になってしまいました。また、介護者にとってもやわらかすぎて介助がしづらいという難点がありました。

 

アズノールはおなじみの塗り薬で、これを塗りつつ、圧がかかっている部分を浮かせるように身体の下にクッションを入れて過ごすと徐々に良くなってく感じです。

 

 

 

 

脳出血で倒れたボストンと結婚②

こんばんは。ボストン妻です。

 

 2018年1月にボストンは仕事中に脳出血で倒れK病院に救急車で運ばれました。

左半身麻痺、高次脳機能障害に。

 入院中 胆のう炎・左肩脱臼、リハビリテーション病院転院直前には脳梗塞発症。良い看護師さんも居ましたが、病院の対応・対処が酷く、非常に可哀そうでした。

 ある看護師にその内容を話し、今日は上の人間が居ないので後で伝えておきますとのことでしたが、のちに看護師長と話した際、それは聞いてないとのことで色々と申し訳ありませんでしたと話していました。

 私の掛かりつけだった病院の先生に話した際、先生も看護師さんもそれは酷いと驚いていました。

 以前私の母が東京の家で脳梗塞で倒れた時、日赤に運ばれました。最初に集中治療室で治療を受けた際、皆さん対応・処置能力が高く、とても良い環境の中で初期の治療を受けられた事にとても感謝しています。最初の処置が良かったこともあり、母は今ボストン介助を手伝ってくれています。

 

 ボストンにも、最初に私の母が運ばれた日赤のような病院に行かせてあげたかった。

 

2018年3月からリハビリテーション病院に転院。

その時、私は家族ではなかったので転院先を決めたのは病院の相談員と弟さんでした。   

                                   つづく 

 

脳出血で倒れたボストンと結婚

こんばんは。

ボストン妻です。初めまして。

 

ボストンと私は20年来の付き合いで ボストンは色々なところに連れて行ってくれました。毎週ディズニーシーやディズニーランド、周辺のディズニーリゾートで食事をしたりお茶をしたり写真を撮ったり。以前は綺麗な景色や季節のお花の見ごろの時期に高原に行ったり。ボストンはロッテの会員になり、よく野球を見ながら解説をしてくれました。将来60歳以降でお互いタイミングが合った時には籍を入れるという方向性ではありましたが、ボストンは面白くてやさしい面と気が短くてせっかちな所があり、マイペースに暮らすには、波長がちょっと違うかなという気がしていました。

たまに野菜は毎日食べてますか?血圧は大丈夫?一緒に病院巡りしたいですねと誘ったり声掛けをしたりしてました。野菜は食べてるし、血圧も最近よく歩いてるから大丈夫。    

                  つづく

介護者が風邪を引くということ

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こんばんは。
ボストン娘です。

これが初めてのブログ記事になりますが、
最近、重めの風邪を引いてしまいました。

風邪を引いているときは家事をするのもキツイですが、介護はさらにキツイです。
単純に弱っているので何をするにも力が入りません。


・おむつ交換の際のズボンの上げ下げ
・ベッドから車いす車いすからベッドへの移乗時
車いすで体制が崩れてきた時に、腰を持ち上げながら奥に引っ張る作業


主にこの3つの作業で熱が瞬間的に上がる感覚がしました。
特にうちのボストンは身長が180cm弱、体重80kg前半というスタイルの持ち主なので、介護者(ちなみに私は154cmです)にとっては重労働なのです。


それと、咳が出て会話出来ない問題。

私はいつも介護する時は、これからする事をいちいち声に出しています。例えば靴下を履かせるにしても、「靴下履きまーす。」
おむつ交換時にも、「(おむつ)取りまーす。」「拭きまーす。」「閉じまーす。」など。

今薬を塗ったけど他に塗ってほしいところはあるかとか、いちいち確認もしながら介護しています。


それが今回風邪を引いたことで、これらが出来ない…!話した瞬間に咳が出る。コミュニケーションが取れなかったので、ボストンにも迷惑を掛けました。介護者が風邪を引くと自分だけの被害だけで済まないので、これからは本当に気を付けないとと思いました。

今回の風邪のルートは、

ボストン妻が会社でもらう(重め)→一瞬ボストンとつーさん→最後に私(重め)

だったのですが、
なんと、ボストン妻の会社の人が咳が酷いのにマスクをしていないというのです…!案の定ボストン妻は風邪をもらってしまいました。家ではマスクをして風邪を移さないように気を付けていましたが、それでも移ってしまいました。

社会に出ている皆さん、自分が風邪を引いているときは最低限マスクをするようにしましょう。
よろしくお願いします。